もくれん一覧
ピアサポーターKのつぶやき ~傾聴~ ✿
ピアサポーターKです。今日は傾聴についてのプログラムを行いました。
私が傾聴に出会ったきっかけや、うれしかったエピソードや、傾聴において難しかったエピソードなどを話しました。実際に傾聴講座で学んだ知識などをハナキリンの利用者さんに解説しました。
ちなみに皆さんは、「聞く」と「聴く」の違いをご存じでしょうか?読み方は一緒ですが意味は違います。聞くは、「物音を聞く」、「話し声が聞こえる」といった風に自然に耳に入ってくることを言います。
聴くに関しては、「音楽を聴く」、「学校の講義を聴く」、「国民の声を聴く」など積極的に耳を傾けるといった意味です。
傾聴とは、ただ話を聞くのではなく、人に寄り添って話を聴くスキルこそが求められます。
私は、昔いじめを受けていたことによってかなり歪んでいました。そのせいか働くためにはコミュニケーションなんて必要ないと勝手に決めつけていました。
しかし、実際に働いてみるとコミュニケーション力が欠けていることによって、明らかに浮いた存在になったりしていました。そういう経験を通じて自分には決定的にコミュニケーション力が欠けているということに気が付きました。そこで就労移行支援のスタッフから生活訓練を勧められたのではと今そう思っていますし感謝もしています。傾聴や生活訓練を通じて、自分はここまで成長できたといっても過言ではないと思います。
ここまで書いた通り、仕事とはコミュニケーション力がかなり求められます。それはどんな職種でも同じと自分は考えています。仕事だけではなく、コミュニケーション力が身に付くことにより、友達も作りやすくなると思います。
なので、前にも書いた通り、傾聴とは話を聞くだけではなく、人に寄り添って話を聴けるようになってほしいという思いをのせて解説しています。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ハナキリンでは、このようなプログラムも行っていますので、ぜひハナキリンまで、お越しください。お待ちしております。
ピアスタッフKより
≪2019年6月 もくれんホオノキplusハナキリン(生活訓練)≫
ハナキリンの訪問支援(見学編)✿
生活訓練plusハナキリンです。
ハナキリンでおこなっている生活訓練では、
事業所にきていただき、プログラムへの参加や個別の活動や面談を行う「通所支援」、
自宅等に訪問し、話をしたり生活上の困りごとの解決法を一緒に考えたり、どこかに外出する練習をしてみるなどの「訪問支援」があります。
今回は、「訪問支援」についてご紹介したいと思います。
訪問支援といっても、様々なことがあります!
以下は、その一例です。
ハナキリンの卒業後、どんな所が今の自分に向いているかな?というのを、スタッフと一緒に考えて、実際にスタッフと一緒に見学に行ったりします。
また、ハローワークでの事業所体験会や求人を探すといったことも一緒にしています。
<利用者Tさんの感想>
「事業所見学で、スタッフと親と私で近くに見学に行きました。2コ見に行きました。けっこう広くて良かったです。先週の金曜もスタッフと一緒にハローワークに行ってきました。けっこう楽しかったです。体験出来て、いい勉強になってよかったです。私が見学に行ったときに質問で聞きづらいことがあって、スタッフが対応してくれて、すごく助かりました。」
<担当スタッフより>
いろんな体験を、利用者さんとすることは、スタッフにとっても貴重な時間です。一緒に事業所見学や体験に同行させていただいた、Tさんには、とても感謝をしています。
≪2019年6月 もくれんホオノキplusハナキリン(生活訓練)≫
府立東住吉支援学校通所事業所説明会について
6月11日に開催された、府立東住吉支援学校通所事業所説明会に参加しました。
事業所説明会は校区内の通所系事業所が一堂に会して、保護者の方に効率的な情報収集の場を提供する取り組みとなっており、約60の通所サービス事業所が参加しています。
説明を行うにあたって、所属の部署だけでは無く、もくれん全体の説明をする事で、他部署の活動内容も学ぶことができ、良い経験になりました。
福祉サービスを利用する際に、どの福祉サービスを利用したら良いのか分からない等の保護者様の声も聞くことができました。
もくれんでは、随時見学・体験を募集しております。
気になった福祉サービス等ございましたら、ホームページをご参照しご連絡ください!
≪ 2019年6月 もくれん全サービス事業 ≫
ピアスタッフKのつぶやき~ピアになるまで~
初めまして、もくれんで勤務しているピアスタッフのKと申します。
皆さんは、ピアという意味をご存知でしょうか?ピアとは「仲間」という意味で、私も精神障がいの 当事者としてもくれんに勤務しています。ピアスタッフとは、同じ障がいの当事者を支援するのがピアスタッフの役割です。
私も、もくれんに勤務するまでは苦難の日々を送っていました。幻聴や被害妄想に悩まされ、家族にも病気のことを理解してもらえず、本当に自殺一歩手前まで追い詰められました。そして何もしたくなくなり1年半ほど自宅に引きこもりました。
しかし、何とか社会復帰をしたいと考え、通い始めたのがもくれんでした。就労移行支援に通い、 はじめは順調でしたが、対人関係のストレスで昼頃に帰る日々を送っていました。
そこで生活訓練を紹介されました。その頃は人間不信でだれも信用できないと思っていましたが、 それを根本から変えてくれたのが生活訓練でした。
通い始めたころは、誰と会話することもなく、ひたすらパソコンで何かを作ったりしていました。
そこで利用者の一人が「パソコンの使い方を教えてほしい」という声が上がり、そこから人生が変わり始めました。それがきっかけで人から頼られることの嬉しさに気づき、傾聴ボランティアを始めたりしました。
それは今でも続けています。そして生活訓練に通い始めて、2年半ほど経ち、改めて自分を振り返って みると変わったなと気づきました。そこでスタッフからピアサポーター養成講座を受けてみないか?という声がかかり、計8回の講座も受け終わり、ピアサポーターの資格を取得しました。
そして、資格を取得した後に、就職活動をし、もくれんで勤務することが決まりました。
人間ってここまで変われるんだなと気づき、家族の見る目もかなり変わりました。はじめの頃は、 腫物をさわるように扱われましたが、今は笑顔で応対してくれています。
同じ悩みを抱えている方はぜひハナキリンへ
パソコンの使い方なども教えているので、是非いらしてください。
ピアスタッフKより
≪2019年6月 もくれんホオノキplusハナキリン(生活訓練)≫
きまぐれバリスタカフェ はじめました✿
生活訓練plusハナキリンです。
さて、ハナキリンでは訓練活動のひとつとして、
『ハナキリンきまぐれバリスタカフェ』を2019年5月7日からオープンしています!!
バリスタを使用して、コーヒー、カフェラテ、カプチーノなどの販売を開始しています。
お値段も50円~80円とお安くなっており、味も「美味しい~♪」と評判で、常連さんも、ちらほらと出来てきています!いつもありがとうございます。
ただ、店員の体調等も優先して行っていきたいため、「きまぐれ」で営業しております。ご了承くださいませ(><)
調理の仕方、値段の設定、準備、接客、片付けを利用者さんが中心になっておこなっています。不安なところ、自信がないところはスタッフもついているので安心です!
「何かチャレンジしてみたいけど自信がないなぁ・・・」という方、「仕事をしてみたいけど、どんな感じなんだろう?」「人前で話すのが緊張するから、練習してみたいなぁ」という方と一緒に、取り組んでいます!
活動している利用者さんを見かけたときは応援よろしくお願いします☆
※接客以外でも、PCで事務計算をしてくださっている方や、イラストを描いてくださっている方も居て、皆様の協力で喫茶活動が成り立っています。この場をかりて...「いつもありがとうございます(´‐`)♪」。
≪2019年5月 もくれんホオノキplusハナキリン(生活訓練)≫